結納での作法

結納は、日本の伝統的な婚約の儀式であり、両家が結婚を正式に約束する場です。結納には一定の作法があり、その流れやマナーを理解し、適切に行うことが重要です。以下に、結納の作法について具体的な例とアドバイスをまとめます。

結納の基本的な流れと作法

  1. 結納品の飾り方
    和室で行う場合は床の間に、洋室で行う場合は上座にテーブルを置き、毛氈や白い布を掛けて結納品を飾ります。
    女性側が先に「結納返し」の品を飾り、男性側が到着後、用意された場所に結納品を飾ります。
  2. 入場と着席
    男性側が先に部屋に入り、次に女性側が入室します。全員が揃ったところで着席し、男性側は上座、女性側は下座に座ります。
  3. 儀式の開始とあいさつ
    進行役を務める男性側の父が初めのあいさつを行い、不在の場合は母や男性本人がその役目を引き受けます。
  4. 結納品の納め方
    男性側の母が結納品と家族書を女性本人の前に運び、男性側の父が口上を述べて深く一礼します。
  5. 結納返しの納め方
    女性側の親が男性側へ贈る結納品と家族書を男性本人の前に運び、女性側の父が口上を述べて深く一礼します。
  6. 婚約記念品のお披露目
    婚約記念品を用意している場合は、このタイミングで親たちに披露します。
  7. 締めの口上
    男性側の父が口上を述べた後、女性側の父が返礼する形で締めます。

結納の作法に関する具体的なアドバイス

事前の準備 結納の流れや口上には決まった手順があるため、事前にしっかりと頭に入れておくことが大切です。口上は暗記する必要がありますが、難しいものではないので安心してください。
マナーの守り方 結納では、挨拶や口上以外はあまり口にしないように注意しましょう。儀式は15分程度で終了するので、その後の記念撮影や食事会で両家の親睦を深めます。
服装の選び方 結納は改まった席なので、身だしなみを整えるのがマナーです。本来は正礼服で行うものですが、近年は準礼服で行うのが一般的です。両家の服装の格に差が出ないよう、事前にすり合わせを行っておくと安心です。
当日の注意事項 結納を行う前に、まずは結納品を飾ります。和室の場合は床の間やその前、洋室の場合はテーブルの上に飾ることが一般的です。向かって右側に男性側、向かって左側に女性側の結納品を飾ります。

結納は、新郎新婦と両家の親が初めて顔を合わせる大切な機会です。作法を守り、適切な服装と身だしなみで臨むことで、結納を心温まる素晴らしいものにしましょう。