結納での仲人の役割とは?

結納における仲人の役割は、日本の伝統的な結婚式において重要なものです。仲人は、結婚を仲立ちする人であり、結納や結婚式だけでなく、その後も夫婦と両家を見守る後見人的な存在とされています。以下に、仲人の役割と結納における具体的な進行例、そして仲人に関するアドバイスをまとめます。

仲人の役割

  1. 両家の縁を取り持つ 仲人は、結婚する二人だけでなく、二つの家族の結びつきを取り持つ役割を持ちます。
  2. 結納の進行役 仲人は結納の進行役を務め、挨拶から始まり、結納品の交換などの儀式を取り仕切ります。
  3. 婚約の証人 結納時には、仲人が新郎新婦の婚約の証人となります。これは、二人の結びつきを社会的に認める役割も果たします。

結納における仲人の進行例

挨拶 仲人が最初に挨拶をし、その後、両家の両親と新郎新婦が礼をします。
結納品の交換 男性側の父が仲人に結納の目録を渡し、仲人がそれを男性側から女性側へ渡します。女性の父が目録を確認後、女性の家族にも確認させます。
結納の締め 儀式の最後には、仲人が再度挨拶を行い、両家の新たな関係を祝福します。

仲人に関するアドバイス

選定 仲人は通常、社会的に信頼のある人や人望のある人、例えば職場の上司や恩師、地元の名士などに依頼します。
依頼のマナー 仲人に依頼する際は、具体的な依頼内容を明確に伝え、結納だけでなく結婚式でもお願いするかどうかを含め、事前にスケジュールと照らし合わせながら確認しておくことが大切です。
お礼 仲人へのお礼は、結納金の1~2割程度が目安とされています。結納金が200万円なら20万円、100万円なら10万円が目安です。お礼は「御礼」としてお金を包んで渡し、結納式が済んでから後日改めて両家の親と新郎新婦の6人で仲人宅を訪問し、お礼をするのが正式です。

現代では、結納で仲人を立てる人の割合は1.9%と少なく、多くの人は立てていませんが、両家それぞれに風習やしきたりが異なるため、結納を行う際には親に仲人を立てるかどうか相談してみると良いでしょう。仲人を立てるかどうかは、新郎新婦の希望だけでなく、両家の親の意見も尊重するのが一番です。仲人として若い二人の新しい人生のスタートをバックアップし、協力するようにしたいものです。

結納は、新郎新婦と両家の親が初めて顔を合わせる大切な機会です。仲人の役割を理解し、適切な人選と依頼のマナーを守ることで、結納を心温まる素晴らしいものにしましょう。